大山のぶ代さんを追悼 現ドラえもん役、水田わさびの言葉に「リスペクト」

2024年10月12日、声優の水田わさびさんが、自身のブログを更新しました。
つづったのは、同月11日に亡くなったことが報じられた、水田さんにとっての『大先輩』である、声優の大山のぶ代さんへの想いです。
水田さんは、2005年に大山さんからバトンを受け継ぎ、アニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)のドラえもん役を務めています。
訃報を受けて、大山さんとの思い出を振り返りました。
水田さんは、ドラえもん役になる前から、同作の現場に何度か参加していたとか。
新人の頃、スタジオ入りした大山さんを見て「オーラがすごい」と感じたそうです。
大山のぶ代さんがスタジオに入られるとオーラがすごくて。
マイクの前で喋る大山さんはドラえもんという作品を引っ張っていくというパワーでみなぎっているように感じました。
わさドラブログ ーより引用
作品を引っ張っていくという大山さんの気概を間近で見ていた、水田さん。
大山さんは国民的キャラクターを演じるうえで、並々ならぬ思いを持っていたのでしょう。
その思いは、水田さんにもしっかりと受け継がれています。水田さんは、このような決意をつづりました。
大山さんにしかわからないドラえもんという役を演じていく上でのいろいろな気持ち。
生意気ながらまだ19年目ですが私もその大変さ、不安、何より楽しさを日々感じてます。
先輩たちが26年かけて作ってくださった頑丈なレールの上を私たちは走らせてもらってます。
渡されたバトンをしっかり握って走ってます。
次にバトンを渡せるよう大山さんの素敵な笑顔を思い出し私も笑顔で楽しみたいと思います。
わさドラブログ ーより引用
アニメ『ドラえもん』が、これからも愛され続ける作品であるように、水田さんをはじめ、今のキャストたちは『バトン』をしっかり握って走り続けるのでしょう。
最後に水田さんは「大山さん、長い間本当にありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくりました。
【ネットの声】
・大山さんが26年。後継の水田さんも、もう19年ドラえもんを演じられているのですね。どちらもリスペクト。
・ドラえもんを引き継ぐのは、相当なプレッシャーがあったはず。これからも夢を与え続けてほしいです。
・今の子供たちにとってのドラえもんは、水田さんのイメージでしょう。すでに『国民的声優』ですよね。応援しています。
同じキャラクターを演じる人として、大山さんと水田さんには、共鳴する部分が多数あるはずです。
大山さん率いる先輩声優たちから渡されたバトンは、水田さんたちの手によって、未来につなげられていくのでしょう。
[文・構成/grape編集部]

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