教え子の女子大学生らを脅迫したとして、警視庁目白署は15日、東京都台東区池之端4、早稲田大社会科学部助教、丸山隼人容疑者(39)を暴力行為法違反の疑いで再逮捕した。捜査関係者への取材で判明した。大学生は都内の別の私立大に在籍し、非常勤講師を務めていた丸山容疑者の講義を受けていた。
再逮捕容疑は5月7~11日、10代の女子大学生と、大学生の知人で20代の男性会社員に対し、電話やLINEで「俺の弟が暴力団とつるんでいる。組員を家によこすぞ」「東京湾やオホーツク海に沈めるぞ」などと脅迫したとしている。「暴力団と関わりはなく、脅迫したことは黙秘します」と供述しているという。
丸山容疑者は5月7日夜、豊島区内の居酒屋でこの大学生と飲食した際、胸を触るなどしたとして、強制わいせつ容疑で6月に逮捕されていた。捜査関係者によると、大学生からわいせつ被害の相談を受けた男性が丸山容疑者に電話をかけて抗議すると、連日数十回の脅迫メッセージを送ってきたという。