トヨタ博物館は2024年1月26日～6月30日、「お蔵出し展」を開催する。
同館では、クルマ館の常設展示車両140台のほかに400台あまりの歴史的に貴重な車両を収蔵している。期間中は、常設展示を見送っている収蔵車400台の中からレアな13台を展示する。
会場では、5つのテーマに分けて車両を展示する。「三菱 コルト1000F(1968年・日本)」「トラバント 601 ユニバーサル(1965年・東ドイツ)」「DAF 600(1959年・オランダ)」は、60年前に日本や欧州の道を庶民の足として走り回った大衆車。
「日産 スカイラインGT-R(1970年・日本)」「ロータス エランS4(1972年・イギリス)」「シボレー コルベット スティングレイ(1963年・アメリカ)」は、1960-1970年代の日米欧の伝説的なスポーツカー。
1964年の東京オリンピックで選手の移動をサポートしたコミューターバス「トヨタ ライトバス(1963年・日本)」や、日本車でありながら日本には導入されなかった海外市場専用車「トヨタ バンデランテ(2001年・ブラジル)」「トヨタ ハイラックス VIGO(2005年・タイ)」「トヨタ アイゴ(2006年・チェコ)」も展示する。
自動車だけでなく、同館が収蔵する二輪車として、「三菱 十字号 自転車(1947年・日本)」「三菱 シルバーピジョン(1949年・日本)」「ホンダ スーパーカブCA100型(1962年・日本)」も展示する。
入場料は大人1,200円、シルバー(65歳以上)700円、中高生600円、小学生400円。会期中の3月16日～4月7日は小学生入場無料。