あなたは、何歳くらいから左右の区別がつくようになりましたか。
人によっては、大人になってもとっさの時に、左右の判断が難しい場合があります。
俗に『左右盲』と呼ばれ、日常生活で不便を感じる人もいる様子。
左右を判断する時、幼少期に刷り込まれた『箸を持つ手=右』を、毎回思い出さないといけない人が、面倒さをXに投稿して共感を集めました。
思わず二度見したくなるような、需要が謎のアクセサリーを制作している、ららら(@likelovelikes)さん。
『左右盲』のことを客から教わった際、「困っている人がこんなにたくさんいるのか」と初めて知ったといいます。
それから、らららさんは『社会貢献シリーズ』として、『左右盲』の人々の助けになりそうな作品を制作。
身に着けられるアイテムができました!
「困っている方に『左右リング』が届きますように」
らららさんが制作したのは『謎需要アクセサリー(左右)』。
左右の判断をしたい時、自身の手をチラリと見るだけで済むよう、サポートしてくれるアクセサリーです。
指輪はフリーサイズで、真鍮(しんちゅう)製のシルバーカラー。価格は2200円です。
『左右盲』の人の中には、手に油性ペンで左右を書いたり、タトゥーを彫って消えないようにしたりと、工夫をしている人も。
選択肢が増えれば、精神的な負担が減るかもしれません。
らららさんのアイディア商品には、絶賛の声が相次ぎました。
・このような商品を作ってくださり、ありがたいです。本当に感謝!
・小学生の頃、これがあったらめちゃくちゃ嬉しかっただろうな。
・パニックになると漢字もすぐには判別できないので、「みぎ・ひだり」バージョンもあったら嬉しいです。
・素敵。いつも困っている、自分の母親にプレゼントしたい。
・絶望的に左右が分からないので欲しい。かわいくて、めっちゃいいですね!
指輪の台座となっている、ダンボールを模した『取扱注意 謎需要』のデザインも素敵ですね。
指輪を注文した人々は、きっとキラキラした目で指輪に指を通したことでしょう。
左右の判断に困っている人は、取り入れてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]