お墓の骨壺を納める場所に、なんとミツバチの巣が!
お墓の中からミツバチの巣が!父親の初盆で墓掃除に来た男性ビッ…の画像はこちら >>
CBCテレビの「ニュース投稿」に寄せられた、こちらの動画。撮影したのは岐阜県多治見市の加藤則行さん。(加藤則行さん)「我が家のお墓の周りでハチが飛んでいるのが見られた。お墓の中からミツバチの巣がたくさんでてきた。びっくりした」
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7月10日ごろ父親の初盆のため、墓掃除に来たところ納骨の際には何もなかった空間にミツバチの巣を見つけました。(加藤則行さん)「ちょっと信じられなかった。こんな所にハチが巣を作るなんて聞いたことなかったので」
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ミツバチの巣は全部で7つあって、大きい物で直径約30センチ。手に持つと、ずっしりと重かったそうです。そして、加藤さんには、もうひとつ驚いたことが!
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(加藤則行さん)「私の父は若い頃、秋になると『へぼ』という地蜂を捕りに行くのを楽しみにしていた」岐阜県の東濃地方や愛知県の三河地方には、ハチを食用にするため山で巣を探して持ち帰る「へぼとり」という風習が一部に残っていて、加藤さんの父親も大好きだったそうです。(加藤則行さん)「初盆にハチを連れて帰るなんて味なことするなと思った。父親らしいと思う」
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専門家によるとハチの品種は、おそらくニホンミツバチ。木の空洞に巣を作る習性があって、骨壺を納める空間はニホンミツバチにとって「落ち着く場所」なんだそうです。「へぼとり」の経験があった加藤さんは巣を持ち帰って蜂蜜を取り出しました。
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(加藤則行さん)「さらっとした蜂蜜だったが、なんか独特な。個人的には『親父がくれたもの』なのかなって」味見をさせていただくと…。
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(報告:大野和之記者)「自然な甘み。ほのかな優しい甘みがします」専門家はミツバチの巣から蜂蜜を取り出して食べても問題ないものの、刺される恐れがあるので巣を見つけたら駆除会社か保健所に連絡してほしいと話していました。
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加藤さんは今回の出来事について…。(加藤則行さん)「(Q:父親の縁を感じる?)それがないと、こんなことは起きない。(Q:また連れてきてほしい?)これは勘弁してほしい。2回目は勘弁してほしい」ハチと亡き父親の縁がつくった甘い奇跡でした。