400年の歴史を誇る「奥間大綱引き」 あす9月17日に開催 国頭村で6年ぶり

400年の歴史を誇る「奥間大綱引き」が旧暦の8月15日の17日、沖縄県国頭村立奥間小学校のグラウンドで開かれる。新型コロナウイルス禍の影響で中止していたが、6年ぶりの開催となる。
綱引きは五穀豊穣(ほうじょう)と無病息災を祈願し、豊年祭と交互に隔年で開催される。「満月」が高く昇る午後9時半ごろ、南軍(雌綱)と北軍(牡綱)に分かれて綱を引き合う。例年、村内各集落や大宜味村と東村、観光客など村内外から多くの参加がある。
奥間大綱引き実行委員会委員長の大田博信区長は「綱引き以外にも、獅子舞や奥間エイサーなどたくさんの催しで盛り上がる。奥間に足を運んで大綱を引いて十五夜を楽しんでほしい」と呼びかけた。
開場は午後6時。駐車場は道の駅ゆいゆい国頭の駐車場、奥間小学校運動場付近の空き地。問い合わせは同実行委委員長、電話090(6777)1359。
(金城勲通信員)

(写図説明)奥間大綱引きへの参加を呼びかける大田博信奥間区長=13日、国頭村・奥間区事務所

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