JR東海など5社に立ち入り検査 跨線橋の点検業務入札で談合繰り返した“独占禁止法違反”の疑い 公正取引委員会

線路の上に架けられた跨線橋の点検業務の入札をめぐり、談合を繰り返した疑いがあるとして、公正取引委員会はJR東海と建設コンサルタント5社に立ち入り検査を行いました。
独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査を受けたのは、JR東海と、子会社の「ジェイアール東海コンサルタンツ」、岐阜市の「大日(だいにち)コンサルタント」など建設コンサルタント5社です。
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関係者によりますと、愛知県や岐阜県などが発注したJR東海の線路をまたぐ跨線橋の点検業務の入札をめぐって、落札する会社を事前に決める談合を繰り返していた疑いがあるということです。
入札の多くは指名競争入札で行われ、東海道線や飯田線などあわせて10路線の跨線橋について受注業者を事前に決めていたということです。公取委は、各社が受注価格が低下するのを避けるために、談合を繰り返していたとみて実態解明を進めています。
JR東海は「検査には全面的に協力していきます」とコメントしています。
CBC

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