OpenWorkは6月20日、「中堅・ベテラン社員の『待遇と評価』の満足度が上昇した企業ランキング」を発表した。
今回の調査レポートは、OpenWorkに投稿された30代・40代・50代の社員による会社評価レポート8万4,949件(2019年は4万8,480件、2023年は3万6,469件)をもとに作成したもの。「待遇面の満足度」と「人事評価の適正感」を各5点満点で評価した際の合計スコアを、2019年と2023年の間で比較し、スコアが上昇した企業をランキング化した。
調査の結果、1位に「電通総研」、2位に「ソニーセミコンダクタソリューションズ」、3位に「EYストラテジー・アンド・コンサルティング」がランクイン。次いで「アメリカン・エキスプレス・ジャパン」「ソニー」「ジェイエイシーリクルートメント」「日本マイクロソフト」「クニエ」「三井物産」「サイバーエージェント」が続いた。
同社はこの結果について「ランクイン企業には、評価のばらつきが生じないよう公平さを意識した仕組みがあることがうかがえる。上司からの丁寧なフィードバックに対する声も寄せられており、そのような取り組みが納得感のある評価につながっているのではないでしょうか。」とコメント。
待遇面の満足度については、「近年の業績の好調を背景に、業績と連動した賞与が年収を底上げしていると連動した賞与が年収を底上げしている」と分析している。