夏バテから一転、秋の味覚に舌鼓 4割以上が感じている食欲の変化とは

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強烈な暑さも徐々に和らぎ、食欲の秋がやってくる…。
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女700名を対象に実施した調査では、全体で45.6%の人が「暑さが落ち着いた途端に、食欲が戻ったと感じることがある」と回答した。

なお男女別に見ると、男性は39.8%、女性は52.3%という結果になっている。
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編集部が話を聞いた30代の男性は、「ここ数年、夏の暑さで食欲が落ちて体重が減り、秋から冬にかけて食欲が戻り、正月太りで重量オーバーという流れを繰り返しています」と述べた。
夏バテで体重が落ちてしまうのはよろしくないが、近年の猛暑で食欲が減退してしまうのは頷ける。そう考えると、秋になって栄養を蓄えたいと感じるのは自然な流れなのかもしれない。男性と同じようなサイクルをたどっている人は意外と多いのではないだろうか。
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過ごしやすい気候になってくると、疲れていた胃腸も元気を取り戻したような気がしてくる。1つには、夏バテ気味だった体が調子を取り戻してきたことが食欲の増加につながっていることもあるだろう。
また、満腹感を感じさせ、食欲を抑制する作用がある「セロトニン」の分泌量が減ってくるのも原因の1つだと考えられている。セロトニンは日光に当たることで増えていくため、秋になるにつれ日照時間が減っていくとセロトニンの分泌量が減り、食欲増加に繋がるという。
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さらに、サンマや秋鮭、戻りガツオなど、秋になると脂がのって旨味が増す魚たちに、さつまいも、かぼちゃ、れんこん、ごぼうなどの根菜、栗や銀杏などの木の実などなど、秋に旬を迎える美味しい食材が売り場に並ぶ。
夏場は敬遠しがちだった温かい鍋や煮込み料理も涼しくなった秋にはピッタリ。パリッとジューシーな焼き魚や焼き芋など、想像しただけで食欲をそそるものばかり。
そこへ、“冬の寒さに耐えられる体を作るために栄養を蓄えなければ!”という本能的も働く。これはもう、猛暑を乗り切った体へのご褒美も兼ねて秋の味覚を堪能するしかないのではないだろうか。

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