異例の「暑い10月」 千葉県内また真夏日 鴨川32度、12地点で30度以上 5日は一転25度以下見込み

4日の千葉県内は気温が上昇し、全15観測地点のうち12地点で30度以上の真夏日となった。10月に入ってからの真夏日は2日に続く異例の事態。季節外れの暑さが繰り返されている。銚子地方気象台によると、鴨川市で32・0度、茂原市でも31・9度を観測した。
市原市牛久は31・6度、千葉市中央区が31・2度。成田市の31・1度、佐倉市の31・0度が続いた。8月並みの気温という。真夏日にならなかった船橋市、君津市坂畑、勝浦市でも29・5度に達した。
晴れ間が増え、日本海側の前線に向かって暖かい空気が流れ込んだのが要因。千葉県内各地で3日よりも2~7度暑かった。
4日、佐倉市内では日傘を使ったり、日陰に入ったりして日差しを避ける姿が目立った。日課の散歩中だった市内の男性(84)は「暑くて休み休みです」とこぼし、季節外れの暑さに驚いた様子だった。
一転して5日の千葉県内の気温は北東部で23度、北西部で24度、南部で25度程度にとどまる見込み。気温差で体調を崩さない注意も必要になる。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする