【J1新潟】“大量失点”追いつけず鳥栖に敗れる…公式戦9試合ぶりの黒星「まだまだ甘さある」

サッカー明治安田J1リーグ、アルビレックス新潟は7月6日、7月唯一のホームゲームで鳥栖と対戦しました。試合は大量失点から追いつくことができず、公式戦9試合ぶりの黒星を喫しています。

7月7日の七夕を翌日に控えた6日。スタジアムに設置された笹の葉にはサポーターの願いが書かれた短冊が飾られていました。

【子ども】
「アルビレックスが勝ちますようにと書いた」

【子ども】
「点数が入ったとき、みんなで喜ぶのが楽しい」

【子ども】
「幸せになれるように。(Qどんなことがあると幸せ?)勝ったり、ゴールを決めたとき」

サポーターの願いを背負い、サガン鳥栖を迎え撃ったアルビ。6月の公式戦8試合負けなしと好調でしたが…

【アルビ 松橋力蔵 監督】
「まだまだ甘さがある。ここまでうまくいっていた感じ、良い感じできている、そういうものに寄りかかっていたのかなと」

前半13分にキーパーがキャッチしたボールを落とし、先制を許してしまいます。

ただ、その4分後。小見が相手をかわして挙げたクロスを谷口が頭で合わせ、すぐに同点に追いつきます。

しかし、前半32分に失点し勝ち越されると、悪い流れを断ち切れず、後半立ち上がりにも立て続けに失点し4-1に。

3点を追いかける展開の中、後半16分にコーナーキックから舞行龍のヘディングでまずは1点を返します。

さらに、その直後に一挙4人の選手を交代。古巣相手に燃える小野も投入されました。

【アルビ 小野裕二 選手】
「もちろん自分の特別な感情はあるが、新潟が勝ち点を取れるように、勝てるようにというのはすごく自分の中で思っていた」

すると後半39分。ゴール前で小野がボールをキープしシュート!こぼれ球を藤原が右足で合わせ4-3とします。

その後も小野を中心に相手ゴールに迫るアルビ。試合終了間際には高木のクロスから大チャンスが生まれますが、小野のヘディングシュートは枠を捉えられず試合終了。

サポーターの願い届かず、7月唯一のホーム戦で勝ち点を積み上げることはできませんでした。

【アルビ 小野裕二 選手】
「最後のところで自分が決めきらなかったというのがチームに迷惑をかけたし、ここからもっと、ああいうところを決められる選手になりたいと思う」

アルビの次の試合は10日、天皇杯3回戦で長崎と対戦します。

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