日本付近には13日（火）午後8時時点で、4つの熱帯低気圧があります。北日本付近の熱帯低気圧は「元 台風5号」で、13日午前3時に熱帯低気圧に変わりました。「台風6号」は、14日に東北地方の東海上で熱帯低気圧に変わる見込みです。
【台風情報】台風7号「アンピル」関東に直撃か お盆Uターンラ…の画像はこちら >>
また、台風6号の南の海上の熱帯低気圧は、午後3時に「台風8号」になりましたが、15日（木）には台風6号と同様に熱帯低気圧に変わる見込みです。どちらも海面水温が低いエリアを進むなどの影響で、発達しにくいとみられています。
今後、最も注意が必要なのが、13日（火）未明に発生した「台風7号 アンピル」です。この後、発達しながら北上し、お盆終盤のUターンラッシュに東日本から北日本に直撃するおそれがあります。
【画像で見る】この先の雨シミュレーション
CBC
予報円の中に台風の中心が入る確率は70％で、16日（金）には、強い勢力で東海～関東の南海上に進む見込みです。この時の中心付近の最大風速は40メートルと、走行中のトラックが横転するほどの猛烈な風が吹き、屋外での行動は極めて危険な暴風になる見込みです。
CBC
CBC
CBC
CBC
CBC
CBC
CBC
CBC
CBC
CBC
CBC
現段階の予想だと、16日（金）の午後には、静岡県から関東に直撃する予想ですが、予報はこれで定まっているわけではなく、東西にずれる可能性や接近するタイミングもずれる可能性もあります。
ただ、お盆終盤のUターンラッシュで、交通機関を利用する方も多いかと思います。雨と風で高速道路や鉄道に影響が出ることも想定する必要があります。JR東海によりますと、沿線での大雨や強風が予想されている、16日（金）と17日（土）について、東海道新幹線と在来線で計画運休や長時間にわたって運転を見合わせる可能性があるということです。
時間に余裕を持ったり、予定の変更も視野に入れたりする行動が必要です。
CBC
CBC
CBC
CBC
CBC
CBC
CBC
その後、台風7号は北上し、17日（土）にかけて、東北地方太平洋側へ進むおそれがあります。台風5号の影響を受けた東北地方では、さらなる大雨や暴風の恐れがあり、警戒が必要です。
【画像で見る】この先の雨シミュレーション
また、2024年は記録的な暑さ（13日現在、福岡の太宰府で国内史上最長の26日連続猛暑日、名古屋でも過去最長の20日連続猛暑日）などと、ことしは記録的な猛暑が続きます。
CBC
引き続き熱中症に警戒し、暑さ対策は万全に行ってください。