サッカー明治安田J1リーグ・アルビレックス新潟は5月15日、ホームで横浜F・マリノスと対戦。先制を許したものの、後半に怒濤のゴールラッシュを見せ、見事5試合ぶりの勝利を手にしました。
過密日程でけが人などが相次ぎ、前節からスタメンを6人入れ替える厳しい状況の中で迎えた横浜との一戦。
5試合ぶりの勝利を目指しますが、前半25分、中央に空いたスペースに走り込んだ横浜・渡辺にボレーシュートを決められ、またも先制点を許してしまいます。
前半終了間際にもヤンマテウスにネットを揺らされますが、これはVARの結果、オフサイドの判定に。なんとか前半を最少失点で切り抜けたアルビ。
【アルビ 松橋力蔵 監督】
「1点で崩れなければ、そこをひっくり返すだけの得点はしている。そこの自信をしっかり持って、そこに左右されないゲームメンタリティーがすごく大事な部分だと」
後半開始直後、相手のパスミスを見逃さなかった鈴木の同点ゴールで反撃ののろしを上げます!
【アルビ 鈴木孝司 選手】
「ずっと勝ちが欲しくて、自分たちがもがきながら、日々練習しながら、勝つことだけを考えて毎日、毎日過ごしてきたので」
さらにその2分後、今度は中央でボールを持った鈴木が途中出場の谷口へスルーパス。これを谷口がゴールへと流し込み、逆転に成功します。
【アルビ 谷口海斗 選手】
「孝司くんが本当に良いボールと自分の動き出しを見てくれていたので、あとはファーストタッチもそうだし、うまく枠を捉えてニアをぶち抜けたというのはよかった」
その後は小島を中心に守備陣も踏ん張り、相手に追加点を与えません。
そしてこの日、輝きを放ったのは今シーズンアルビに加入し、この日が初先発となったボランチの奥村。
縦横無尽にピッチを駆け回ると後半37分でした。藤原の技ありのパスに反応した奥村が鮮やかな切り返しでディフェンスをかわしシュート!
【アルビ 奥村仁 選手】
「ペナルティーエリアの中だったので、迷わずゴールに向かおうということしか考えていなかった」
奥村のJリーグ初ゴールで横浜を引き離し、アルビが5試合ぶりの勝利を手にしました。
アルビは勝ち点16で順位を1つ上げ、15位となっています。
次節は19日、アウェーで湘南ベルマーレと対戦します。