セルフレジ利用者の3割がトラブルを経験 – 「値引シールが反映されなかった」「万引きを疑われた」「他の客とけんかに」

弁護士ドットコムは2月28日、「セルフレジトラブルに関する実態調査」の結果を発表した。調査は2月7日~13日、同社運営のポータルサイト「弁護士ドットコム」の一般会員906名を対象にインターネットで行われた。

調査によると、直近1年間におけるフルセルフレジやセミセルフレジ(商品のスキャンは店員が行い、会計と袋詰めは客が行う)の利用経験者の割合は96.5%。

セルフレジ利用経験者に、これまでにトラブルにあったことがあるかを聞いたところ、31.9%が「ある」と回答。中でも、「値引きシールの値段が反映されていなかった」が多く38.4%。次いで「クレジットカード払いや電子決済しかできないのに現金しか持っていなかった」(20.8%)、窃盗などにつながりかねない「商品や有料のレジ袋などを課金せずに持ち去った(気づかずに持ち去ったものを含む)」(11.1%)、「操作ミスや大量の硬貨の大量投入などでレジが故障した」(8.2%)、「万引きを疑われた」(7.9%)、「レジの操作に時間がかかり他の客と喧嘩になった」(3.9%)という結果に。

利用者からは、「効率化にあまり役立っていないのでは」「お店によってバーコード決済等の読み込み方が違うのでお年寄りはわかりづらい」「セルフレジより、普通のレジの方が正直早い時がある。なかなかバーコードを読み取れなかったり、小さな子供がやりたがって親がイライラしていたりするのを見ると、人がいるレジに行きたくなる」といった意見が寄せられた。

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