パスタのゆで汁、なぜソースに入れる? 日清製粉の解説に「理解しました」「納得です」

パスタソースの調理に「ゆで汁を加える」という工程がありますが、なぜこの工程が必要か知っていますか。実はこのゆで汁がおいしいパスタに仕上がる秘密です。
本記事では、パスタソースにゆで汁を入れる理由とその仕組みについて解説します。
「パスタソースにゆで汁を入れる」という工程を省いている人は意外に多いかもしれませんが、実は大切な意味があるのです。
日清製粉グループの公式サイトにある、『Q&A』で回答しています。
パスタソースを仕上げるときにパスタのゆで汁を足すことで、ソースにパスタの旨味が加わったり、乳化してなめらかになったりするためパスタとソースの味がなじみやすくなります。
日清製粉グループ ーより引用
ゆで汁を入れることによってソースとパスタに一体感が生まれ、パスタのおいしさがアップするでしょう。
『乳化』についても、日清製粉グループの公式ページで詳しく解説されていました。
乳化とは、本来混ざり合わない水と油が均一に混ざり合った状態です。
しっかりと撹拌することで、水と油が小さな粒状に混ざり合ってとろみのある質感になります。
パスタソースも乳化させることで、パスタによりからみやすくなります。
日清製粉グループ ーより引用
数あるパスタ料理の中でも、油が多めのペペロンチーノは特にこの乳化が重要なのだそうです。
ゆで汁を入れてしっかりと混ぜて加熱することによって、オイルとゆで汁が乳化し、まろやかな口当たりに仕上がります。
おいしいパスタを作るためには、『乳化』を意識したいところです。ほんのひと手間でパスタの味がグレードアップするテクニックなので、ぜひ取り入れてください。
[文・構成/grape編集部]

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