外資系企業の日本におけるコンテンツマーケティング「コストへの高さ」が課題と判明【経験者109人に聞いた】

IDEATECHは1月10日、日本市場におけるコンテンツマーケティングに関する実態調査の結果を発表した。調査は2023年12月8日~11日、外資系企業でコンテンツマーケティングを実施した経験がある会社員109人を対象に行われた。

まず、現在のマーケティング活動の中でのコンテンツマーケティングに対する投下予算割合を聞いたところ、「20~30%未満」が20.2%、「30~40%未満」が13.8%という結果となった。

コンテンツマーケティングを実施している理由については、「顧客ロイヤリティの向上」が40.4%、「リード獲得につながる」が36.7%、「検索エンジンの評価を高められる」が33.9%となっている。

日本市場の攻略においてコンテンツマーケティングは重要だと考えているか聞いてみると、29.3%が「非常にそう思う」が、51.4%が「ややそう思う」と回答した。

「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した人にその理由を尋ねたところ、「認知度拡大」や「リードを生成したり、顧客基盤を拡大するために不可欠だから」などの65の回答を得られた。

マーケティングでどのようなコンテンツに注力しているかについては、「ガイド・ノウハウ集」が43.1%、「事例記事」が40.4%、「市場調査レポート」が33.0%で上位となった。

日本市場のマーケティングコンテンツにおける課題としては、「高いコストがかかる」が39.4%、「専門的な知識・スキルの不足」が34.9%、「コンテンツの制作に手間がかかる」が31.2%となっている。

今後、コンテンツマーケティングの活動や予算を増やしたいと考えている人は、合わせて74.4%(「非常にそう思う」が25.8%、「ややそう思う」が48.6%)であった。

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