【山形県で伊集竜太郎】本島中部9市町村の小学5年生59人は9日、山形県の最上広域市町村圏へ派遣する交流事業(主催・中部広域市町村圏事務組合)で同県に到着した。新庄市内のホテルで交流の夕べが開かれ、昨年9月に沖縄を訪れた最上広域圏の6年生40人と再会。互いに踊りやエイサーなど披露して交流を深めた。コロナ禍の影響で派遣は4年ぶり。 最上広域市町村圏事務組合の山科朝則理事長(新庄市長)は「楽しい思い出ができることを期待している」と歓迎。沖縄市立比屋根小の照屋日向さんは「最上広域圏のことをいろいろ学んで、家族や友達に教えたい」と抱負を語った。 最上広域の児童は山形県の伝統芸能「花笠踊り」と合唱を披露。中部広域の児童は合唱や三線、空手、エイサーを見せた。一人で空手の型を披露したうるま市立宮森小の金城羽星(うらら)さんは「緊張したけど成功してうれしかった」とほほ笑んだ。 中部広域の児童は12日まで山形県に滞在し、地元の小学校での交流、最上川舟下り、雪遊び、スキーを体験する。沖縄の子、山形の子と再会 本島中部の小学5年生59人 互いに…の画像はこちら >>