甲板から「ブワッ!」 オランダ海軍が“長射程巡航ミサイル”の発射画像を初公開 実は世界で「4番目」って!?

まさに歴史的光景です。
オランダ国防省は2025年3月12日、同国海軍のデ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級フリゲートの3番艦「デ・ロイテル」から、長射程艦対地巡航ミサイル「トマホーク」の発射試験を初めて実施したと発表し、あわせてその際の画像も公開しました。
甲板から「ブワッ!」 オランダ海軍が“長射程巡航ミサイル”の…の画像はこちら >> トマホーク発射試験の様子(画像:オランダ国防省)。
トマホークは、射程1500kmを誇る長射程巡航ミサイルです。これまでアメリカ海軍やイギリス海軍の水上艦艇、潜水艦、さらにアメリカ海兵隊においてのみ運用されてきました。
しかし最近では、それ以外の国々でも採用が相次いでおり、2024年12月にはオーストラリア海軍のホバート級駆逐艦の2番艦「ブリスベン」から発射試験が行われました。今回のオランダ海軍による試験発射はこれに続くもので、トマホークを発射した国としては4か国目となります。
オランダ海軍は、2023年にトマホークの導入を決定しており、4隻のデ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級フリゲートに加え、2隻のワルラス級潜水艦への搭載を予定しています。
また、日本でも海上自衛隊のイージス艦や、今後配備されるイージス・システム搭載艦へのトマホーク搭載が計画されており、まずはこんごう型護衛艦の4番艦「ちょうかい」に対して必要な改修が行われる予定です。

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