26日午後、新潟県小千谷市のゴルフ場で、伐採された松の幹が斜面を転がり、作業をしていた81歳男性が下敷きとなり、意識不明の重体です。警察が事故の原因について詳しく調べています。
意識不明の重体となっているのは、長岡市のアルバイト従業員の男性（81）です。
男性は26日午後1時半過ぎ、小千谷市の小千谷カントリークラブ内で伐採された松の木の枝を回収していたところ、松の幹部分がゴルフ場内の斜面を転がり、下敷きになりました。
下敷きになったとき、男性は何らかの影響で仰向けになっていて、木の幹は男性のつま先の方から頭部にかけて転がっていったということです。
カントリークラブの従業員から「枝を伐採していた会社の方が木の下敷きになった」と119番通報があったことで発覚。
男性は心肺停止の状態で長岡市内の病院に救急搬送されています。
警察によりますと、男性は当時7人で作業していて、男性に直撃した木の幹は全長9.8メートル、直径36センチメートルほどだったということです。
警察が事故の経緯などについて詳しく調べています。