日本の小学生が使用する、伝統的な通学カバンのランドセル。
素材や色、デザインなどはさまざまで、個性が現れるアイテムといえるでしょう。
日本皮革産業連合会が主催する国内最大の革製品コンテスト『Japan Leather Award 2024』にて、あるランドセルが、『アーティスティックデザイン賞』を受賞しました。
受賞したランドセルというのが、老舗のランドセルメーカーである株式会社村瀬鞄行(以下、村瀬鞄行)が出品した『赤色小札黄銅鋲背嚢具足(あかいろこざねおうどうびょうはいのうぐぞく)』というランドセル。
いかにもかっこよさそうな名前ですね!早速、どんなランドセルなのか見てみましょう。
いや、かっこよすぎる…!
村瀬鞄行によると、このランドセルは、量産時に出る端切れとランドセルのパーツを利用して作ったとか。
カブセ部分は、ランドセルの引張部分を利用して、1枚ずつつなぎ合わせることで、武士が身に付ける、甲冑を彷彿(ほうふつ)とさせるデザインにしたそうです。
また、左右の部分には、『睨みを効かせた顔』があり、まるで武将のような気分を味わえるといいます。
このランドセルを背負って登校すれば、注目を集めること間違いなしですね!
村瀬鞄行のランドセルは、SNS上でも話題を呼び、以下のようなコメントが寄せられました。
・このランドセルを背負っている小学生は、絶対に自分のことを「拙者」というだろう。
・センスがあるなー。息子に買ってあげたい。
・防御力が高そう。強い子に育つわ。
・毎朝、子供が「では学校に行って参る」っていいそう。
・ボロボロになっても歴戦の猛者のようになれるから、いいね!
ちなみにランドセルの値段は、50万円。
武将好きな子供は、このランドセルを背負って学校に行くのが夢になりそうですね!
[文・構成/grape編集部]