「思った以上に素晴らしかった」 浦添3地域の伝統獅子舞が一堂に 初のフェスで交流

【浦添】第1回浦添獅子舞フェスティバル(主催・同実行委員会、勢理客青年会)が10月5日、浦添市立神森小学校体育館であった。勢理客、仲西、内間の3地域に伝わる獅子舞が初めて一堂に会して勇壮な舞を披露し、詰めかけた700人超の観客を魅了した。
3地域の獅子舞は約400年の歴史を誇り、毎年旧暦8月15日に集落の繁栄や五穀豊穣(ほうじょう)、無病息災を祈願する十五夜行事で伝統の舞を演じる。同日開催のため共演の機会がなかったが、交流することで後継者育成につなげようと初めてフェスを企画した。
内間獅子舞棒術保存会の東江尚治会長(50)は「他の地域の方々に見てもらえたし、日頃見られない他の獅子舞が見られて良かった。子どもたちも興味を持ってくれたら」と期待した。
仲西獅子舞保存会の眞島幸次会長(67)は「一緒にやろうという話はずっとあったが、思った以上に素晴らしかった。他の獅子舞も参考になったし良い機会を与えてもらった」と話した。
勢理客獅子舞保存会の具志堅勝哉会長(38)は「これまで一度もなかった交流を通して勢理客も負けてられないと思った。3団体で祭りができたのはすごいし、今後も続けたい」と意気込んだ。(浦添西原担当・新垣玲央)「思った以上に素晴らしかった」 浦添3地域の伝統獅子舞が一堂…の画像はこちら >>

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする