様々な任務に対応できる万能車。
ゼネラルモーターズ（GM）の子会社であるGMディフェンスは2024年10月14から16日まで開催されたアメリカ陸軍協会の展示会「AUSA 2024」で、新世代の軍用オフロード車のプロトタイプを公開しました。
「ハンヴィー」の後継？ GMが新世代の軍用オフロード車を公開…の画像はこちら >>GMディフェンスが公開した新型軍用オフロード車のフロント部分（画像：GMディフェンス）。
同車両はシボレー「シルバラード 3500HD ZR2」をベースに製造されており、 2.8L Duramax（デュラマックス）ターボディーゼルエンジンとバッテリーパックを組み合わせたハイブリッド車となります。
ハイブリッドになったことで、従来の車両より航続距離が伸びたほか、静音性にも優れているそうで、前輪と後輪のアスクル用の駆動モーターを搭載することで、車両の存在を感知されにくくする技術であるサイレントドライブを実現しています。
2人乗り、4人乗り、6人乗りの車両が選択できるそうで、指揮統制、兵員輸送、偵察、ネットワーク拡張、ドローンなどの無人航空機システム対策、戦傷者救出などなど重要任務を含む、多目的任務遂行能力を最大限に発揮できるよう最適化された車両です。
また追加装甲を付けることで、防弾能力を高めることも可能で、現在アメリカ軍が使用している汎用四輪駆動車「ハンヴィー」のように多種多用な任務に使用されることが想定されているようです。