窓を開ける季節になると気になる網戸。埃や花粉、雨で汚れた網戸は見た目が悪く、風通しにも影響します。
しかしブラシやホースを使った網戸の掃除は、準備や後片付けが大変なため「面倒…」と感じることもあるでしょう。
そこで活躍するのが『メラミンスポンジ』。水だけで網戸の頑固な汚れを落とせるので、短時間で網戸をピカピカにできるそうです。
本記事では、メラミンスポンジを使った網戸掃除の方法を実際に筆者が試してみました。
掃除に使うのは次の4つです。
【準備するもの】
・大きめのメラミンスポンジ
・乾いた掃除用の雑巾またはキッチンペーパー
・水
・ゴム手袋(手荒れが気になる場合)
100円ショップでは、いろいろな種類のメラミンスポンジが販売されています。網戸の掃除に使う場合は、キューブ上にカットされている大きめのものを選ぶといいでしょう。
掃除の前にメラミンスポンジを水でしっかりとぬらし、軽く絞っておきます。
ぬらしたメラミンスポンジで、網戸をなでるように軽くこすりましょう。力を入れすぎると網戸を傷付ける可能性があるので、力加減には注意が必要です。
網戸を数回こすったメラミンスポンジを見てみると、汚れが取れて真っ黒になっているのが分かります。部屋側の掃除が終わったら、反対側も同じ要領で掃除していきましょう。
網戸をこすり続けているとメラミンスポンジがどんどん小さくなるので、適当なタイミングで新しいものに取り換えてください。
全体がきれいになったら、乾いた雑巾やキッチンペーパーで仕上げのから拭きをしましょう。
雑巾やキッチンペーパーがない場合は、軍手を雑巾代わりに使うのもおすすめです。ゴム手袋の上から軍手を重ねて着ければ、手がぬれる心配もありません。
最後に、床に落ちたメラミンスポンジの削りカスを掃除機で吸い取り、周囲をきれいにしたら掃除完了です。
メラミンスポンジは、『メラミン樹脂』からできている研磨機能を兼ね備えたスポンジです。
汚れを削り落としてきれいにするのが特長なので、コーティングや塗装が施されているものには不向き。水あかや茶しぶ、トイレの黒ずみ落としなどに効果を発揮します。
実際試してみて、メラミンスポンジは面倒な網戸の掃除を手軽にできる便利アイテムであると分かりました。
掃除が苦手な人でも簡単にできる『メラミンスポンジの網戸掃除術』で、快適な空間と心地よい風を楽しんでください。
[文・構成/grape編集部]