有権者が考える“争点”は…「物価高」「賃金」「地方活性化」 政治不信広がる中“誠実さ”求める声も「庶民を大事にしてほしい」

野党の反発に合い内閣不信任案を突きつけられる中、10月9日、衆議院の解散に踏み切った石破内閣。

【松村道子キャスター】
「これから本格化する選挙戦。有権者はどのような点に注目して訴えを聞いていくのでしょうか?」

【40代】
「子どもが保育所に入れない。いっぱいで。少子化なのに入れないのは、どうしてかなと思う。何とかしてもらえないかなと」

【60代】
「東京のようにとは思わないが、もう少し(地方が)活性化するような」

【20代(学生)】
「奨学金の返済が楽になるような政策があってもいい」

多く聞かれたのは、経済対策への期待です。

【80代】
「物価高は常に1割~2割は当たり前だから、すごく身に染みている」

【20代(会社員)】
「(Q.給与が上がっている実感は?)ある。自分が働いている会社では上げてもらった部分もあるのですごく助かっているが、海外の(賃金の)話を聞くと足りないのでは」

【20代(学生)】
「時給をもっと上げてほしいというのはある。(Q.アルバイトの時給は?)1100円」

いくつかの争点が挙がる一方で、政治不信を訴える人も。

【70代】
「裏金問題。それが一番だと思う。まじめに税金を納めているのに、裏でああいうことをやっているわけだから、そこはハッキリさせないと、いつまでも政治はよくならないし、社会も政治家は信頼できない」

【60代】
「私利私欲の方が…みんないつもそうだが、国民のためという人はいないんじゃないかなと思う。(Q.失望感を持った中で選挙戦が始まる?)そうですね」

自民党を支持する人からも…

【60代】
「自民でずっと来たのに逆風だから、その辺はもっと誠意を持った対応をしてほしい」

【60代(自営業)】
「地方を元気にすると言っているが、果たして本当に…今コロコロ話が変わっているから、それが実現できるのかどうか」

政治家としての姿勢を求める声も聞かれました。

【70代】
「まっとうな政治、庶民を大事にしてもらいたい」

【20代(会社員)】
「何よりも誠実さ、正しさを一番求めている」

【松村道子キャスター】
「話を聞いた半数近くの方が政治不信について語りました。今、改めて有権者が政治家に対し、誠実さ・クリーンさを求めていることを強く感じます」

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