「めちゃくちゃ怖い」兵庫・斎藤知事 “出直し選”出馬に驚きの声「どういう神経」

9月26日、兵庫県議会による不信任決議を受けた斎藤元彦兵庫県知事(46)が、「今回の不信任決議案を受けて、議会の解散をせず30日付けで失職をする。そして、次期知事選挙で出直し選挙に臨ませて頂くことを決めました」と述べ、出馬を宣言した。不信任案は19日の県議会で全会一致で可決。斎藤氏は10日以内に自ら辞職するか、県議会を解散しなければ、失職が決まることとなっていた。
一連の問題は県西播磨県民局長だった男性が3月、パワハラなど7つの疑惑に関する告発文書を報道機関などに配ったことが発端だった。斎藤氏は告発者特定の2日後に行われた会見で「嘘八百」「公務員失格」などと元局長の男性を批判。男性は4月には県の公益通報窓口にも通報したが、県は文書を誹謗中傷と認定。男性は退職して再就職を予定していたにも関わらず退職願いは不受理に。男性は停職3カ月の処分を受け、7月に死亡した。
斎藤氏は議会で不信任が決まった翌日の20日から25日にかけて、近畿地方の4つの民放テレビ局とNHK大阪の『かんさい熱視線』に連日出演。その際にも出馬を見越してか“実績”をアピールしていた。
テレビでは、元県民局長からの内部告発の文書と初期対応については「誹謗中傷、名誉棄損の文書」「当時の対応としてはベスト」と従来の主張を繰り返して自身の正当性を訴えた。また、「改革」という言葉を多用して実績をアピール。『かんさい熱視線』では、アナウンサーから「実績はわかりました!」と苛立ち気味にさえぎられる場面もあったが、斎藤氏はそれでもひたすら実績を語り続けた。
全会一致で不信任決議が可決されたにも関わらず、自身に非はないどころか十分な実績があると主張し続ける知事。今回の決断に、Xでは驚きの声すら上がっている。
《斎藤知事ってまだ自分が県民から望まれてるって思ってるのかな?》《自殺者が2人も出ているのだが……。それで自分が知事として相応しいと思える理由は何なのか》《これだけ問題行動起こしてメディアで取り上げられておいて…まだ、というかまた?知事になりたいとか…。どういう神経してんの?無理でしょ不信感しか無い》《斎藤知事が出直し選挙とか言って出馬するつもりなの、めちゃくちゃ怖いだろ…。自分のせいで自殺した人がいるのに、そんな事何も感じてないんだな》

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