そのままむくの待って! タマネギの皮は…?

どんな料理にも合う万能選手の代表といえばタマネギ。
和食、洋食、中華と幅広く使えるので、常備している家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、地味に面倒だと感じるのがタマネギの皮むきです。
筆者も薄い皮をはがす糸口を見つけるために爪で何度もこするものの、なかなかはがれずイライラした経験は一度や二度ではありません。
「簡単にタマネギの皮をむく方法はないものか…」と悩んでいたところ、耳寄りな情報を入手しました。
それは『タマネギを切る前に丸ごと水に浸しておく』という方法。プチストレスを解消したい筆者が、早速試してみました!
比較するため、乾いたままのタマネギと水に浸したタマネギを用意しました。
まずは乾いたタマネギをむきましょう。
皮だけが残るようタマネギの頭と根本の部分を切ったら、繊維方向に皮をはがして、下の写真のように一部分だけむけた状態にします。
しかし、早々にパリパリの茶色い皮やヒゲなど、細かい切りクズが出ています。
むいたところから一気にはがそうと試みましたが、皮は途中で切れてしまってイライラ…。
最終的には細かい切りクズがたくさん出てしまいました。やっと皮がむけたのに、散らかってしまうと片付けるのが手間ですよね。
それではタマネギを浸してむく方法を試しましょう。ボウルに水を張り、5分ほど浸しておきます。
乾いたタマネギと同様、表面の皮を残すように頭と根本の部分を切り落とし、繊維方向に皮をはがして一部分だけむけた状態にします。
そこから横方向に皮をはがすと…。
乾いたタマネギの時は爪で何度もカリカリしていたのが、指の腹でこするだけで皮がペロンとめくれました!
そのまま一気に1周します。
乾いたタマネギだとパリパリとはがれてクズだらけになった皮が、切れることなく1枚の皮のようにめくれたではありませんか。
左が乾いたタマネギ、右が水に浸けたタマネギ。比べてみると、その差は明らかです!
水に浸したタマネギは、皮が湿ってしんなりとしたことではがれにくくなり、途中で切れることがありませんでした。
「今までの苦労は一体なんだったのか」と驚くとともに、快感すら覚えます。
切る前にタマネギを水に浸しておくだけで、プチストレスから解放されますよ!ぜひ試してみてください。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]

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