日曜日は全国的に雨 警報級の大雨の所も 3連休の天気のポイントは?

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明日21日(土)から3連休は雨と気温の変化に注意が必要です。特に22日(日:秋分の日)は警報級の大雨になる所があるでしょう。
明日21日 東北や北陸で大雨 東京都心は今年最後の猛暑日か?

明日21日(土)からの3連休は大雨と気温の変化に注意が必要です。特に22日(日:秋分の日)は東北を中心に警報級の大雨になる所もあるでしょう。気温の変化も大きく、真夏のような暑さから秋の空気に変わる所も多くなりそうです。では、1日ごとに詳しく見ていきます。明日21日は、秋雨前線が東北南部から北陸付近や日本海に延び、西から前線は徐々に南下するでしょう。台風14号が温帯低気圧に変わり西日本の日本海側に近づく見込みです。熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込み前線の近くでは大雨になる恐れがあります。東北や北陸は一日を通して断続的に雨が降り、雷雨や激しい雨が降る所もあるでしょう。関東から九州にかけては、晴れ間の出る所はありますが、雲は多めで、日本海側を中心に午後になると雨や雷雨となりそうです。道路が冠水するほどの激しい雨が降ることもありますのでご注意ください。北海道は日差しが届くでしょう。最高気温は、関東や東海を中心に9月下旬とは思えない残暑が続くでしょう。35℃以上の所が多く、東京都心は36℃の予想です。35℃以上の猛暑日となれば先日18日に記録した、統計開始以来、最も遅い猛暑日の記録を更新することになります。近畿から九州にかけても33℃前後の所が多いでしょう。湿度が高く蒸し暑くなりそうです。危険な暑さが続きますので、熱中症対策をしっかりしてお過ごしください。
22日秋分の日 警報級の大雨に警戒

22日(日:秋分の日)は、秋雨前線が東北から九州をゆっくり南下するでしょう。また、前線上の低気圧が東北付近を通過する見込みです。そのため東北や関東から九州の太平洋側を中心に警報級の大雨になる恐れもあります。前線の近くでは大気の状態が非常に不安定になるため、雷雨や激しい雨が降る所もあるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうなどにも注意が必要です。レジャーなどお出かけを予定されている方は計画の見直しも検討ください。東北などでは長く降り続く雨によって、土砂災害や河川の増水・氾濫などの危険度がさらに高まる恐れもあります。自治体などからの情報にも十分に注意し、ご自身や大切なかたの身の安全を確保するようにしましょう。最高気温は九州から関東では雨が降るため、猛暑はやや収まり、32℃前後の所が多くなりそうです。それでも平年を大きく上回り、蒸し暑いでしょう。引き続き、暑さで体調を崩さないように十分に注意してください。
23日振替休日 秋晴れでお出かけ日和

3連休最終日の23日(月:振替休日)は、秋雨前線は日本の南に南下し、低気圧も日本の東へ進むでしょう。九州南部や沖縄は前線に近いため雨が降りやすいですが、そのほかの地域は、天気は回復して日中は広く晴れそうです。大陸から移動してくる高気圧に覆われるため、カラッとした秋晴れになる所が多くなる見込みです。日中の気温は九州から関東にかけては、30℃くらいの所が多くなるでしょう。汗ばむ陽気ではありますが、湿度は低いため、これまでのような不快な暑さは和らぐ見込みです。日陰では過ごしやすく、朝晩は上着が必要となるくらいまで気温は下がりそうです。北陸や東北は25℃前後、北海道では20℃に届かない所が多くなるでしょう。
大雨 土砂災害の前触れは

大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。1つめは、がけや地面にひび割れができることです。2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

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