自宅裏の竹林で…“クマ”に襲われ50代男性ケガ 今年度初の人身被害に新潟県は“警戒注意報”発表

今年度初めてのクマの人身被害が発生しました。5月31日朝、新潟県阿賀町の竹林で男性がクマに襲われケガをしました。県は「クマ出没警戒注意報」を発表し、注意を呼び掛けています。

【記者リポート】
「男性は自宅裏の竹林に入っていったところ、クマに襲われたということです」

31日午前6時半すぎ、阿賀町黒岩で50代の男性から「自宅裏の竹林に向かったところクマに襲われた」と消防に通報がありました。

警察などによりますと、クマは体長1.5mほどで男性はクマと揉みあいになり、右手の人差し指を噛まれたほか、頭や額を引っかかれるケガをして病院に運ばれました。命に別条はないということです。

【男性の家族】
「(クマは)タケノコを食べにきたのでは。タケノコがいっぱいあるから」

Q.襲われたのもそちら?
「多分そうだと思う」

【近くに住む人】
「爆竹みたいなものをバンバンと鳴らし、(警察などが)追い払った」

現場周辺ではこれまでにもクマの目撃情報が寄せられていて、住民は警戒を強めています。

【近くに住む人】
「クマが怖がらずに村に入ってきて、しょっちゅう出るので、安心して山へ入れなくなった」

県内でのクマによる人身被害は今年度初めてで、県は「クマ出没警戒注意報」を発表。31日から2カ月間を「クマ出没警戒強化期間」として県民に注意を呼びかけています。

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