アイリッシュシングルポット「スポット ウイスキー」、日本初登場を含む3種類の銘柄が全国で販売開始

シングルポットスチル アイリッシュウイスキーの「スポット ウイスキー」に3種類の銘柄が加わる。発売元はペルノ・リカール・ジャパンで、10月1日から全国の取扱店にて販売する。

1920年代にダブリンで誕生した「スポット ウイスキー」は、上質なアイルランド産のモルトと未発芽大麦を原料に、銅製のポットスチルで3回蒸留を経て作られる。絹のようなクリーミーな口当たりと、ポットスチルならではのスパイシーさとフルーティーさ、
熟成に使われるシェリーやマラガワインといった酒精強化ワイン樽の特徴的な味わいが楽しめる。

今回発売されるのは以下の3種類。ボトル容量はすべて700mlだ。
○グリーン スポット

ノンエイジ・ステイトメントウイスキーであるが、熟成年数7年~10年までのポットスチルウイスキーで構成され、バーボンのファースト・フィル樽、リフィル樽、シェリー樽で熟成したもの。価格は5,852円で、アルコール度数は40度となる。これまでは限定販売だったが、全国販売に広がる。

テイスティングノート
・香り:フレッシュなアロマオイルと心地よいスパイス、果樹園のフルーツと大麦、トーストしたオークの香り。
・味わい:心地よくスパイシーなボディ。ほのかなクローブの香りと青リンゴのフルーティーな甘みに、オークの風味で締めくくられる。
・フィニッシュ:スパイスと大麦の余韻。

○イエロー スポット

構成は熟成年数12年~16年までのポットスチルウイスキー、熟成はバーボン樽、シェリー樽、マラガ樽で行われる。日本初登場のシングルポットスチル アイリッシュウイスキー。価格は1万780円で、アルコール度数は46度。

テイスティングノート
・香り:干し草とあらびき黒胡椒を想わせるあたたかみのある香りに、赤パプリカ、ナツメグ、クローブオイル、緑茶が続き、マラガ樽由来の甘い蜂蜜と桃も加わる。
・味わい:蜂蜜の甘さとポットスチル由来のスパイス、コーヒーやクリーミーなミルクチョコレートとクレームブリュレを感じる。赤リンゴとトーストしたオークの風味が特徴的。
・フィニッシュ:洗練された複雑な味わいに、甘みが全体に広がり、最後は赤ブドウとドライな大麦のミックスが続く

○レッド スポット

こちらも日本初登場となり、熟成年数15年~19年までのポットスチルウイスキーで構成。バーボン樽、シェリー樽、シチリア産マルサラワイン樽で熟成される。価格は1万4,410円。アルコール度数は46度。

テイスティングノート
・香り:ポットスチル由来のスパイスと、焼きリンゴやマンゴー、ブラックチェリーの濃厚な甘みが、ヘーゼルナッツとレザーを思わせる乾いた香りと、トーストしたオークと混ざり合う。
・味わい:マルサラ樽由来の熟した果実の甘みが残る中、赤パプリカとあらびき黒胡椒がスパイシーさを加え、オークと大麦の風味で締めくくられる。
・フィニッシュ:フルーツとスパイスの長い余韻。

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