バナナの白い筋は捨てないで! 企業の助言に「全部取ってた」「今度食べてみる」

安くて年中手に入る果物として人気のバナナ。毎日食べているという人もいるでしょう。
バナナを剥くと出てくる白い筋を、何気なく取って捨ててしまっていませんか。
バナナの王様『甘熟王』(@kanjukuoh)の公式Xによると、白い筋は食べても問題ないどころか、栄養が豊富な部分なのだそうです。
あの白い筋の正体は、一体何なのでしょうか。
バナナの豆知識バナナのスジの部分は維管束といい、バナナが成長する際に果実に栄養を運ぶ役割をもっているので、豊富な栄養が含まれている可能性があるんじゃよなので、食べてほしいぞよ#甘熟王 #バナナはスミフル pic.twitter.com/rf3z8ei3Un
バナナの果肉の周りにある白い筋は、『維管束』と呼ばれる植物にとって大切な組織です。
維管束は、植物の根、茎、葉を貫く束状の組織で、水分や養分を植物全体に運ぶ通路のようなものです。
つまりバナナの筋は、人間でいうと血管のような役割をしています。
バナナを食べる時、この筋のボソボソとした食感が気になって、取り除いてしまう人も多いでしょう。
しかしこの筋の部分には、実は豊富な栄養が含まれている可能性があることが分かってきているそうです。
バナナは、カリウムや食物繊維、そしてビタミンB1やB2といったさまざまなビタミン類など、栄養がとても豊富な果物であることはよく知られています。
またバナナには、ポリフェノールなどの抗酸化物質も豊富に含まれています。
白い筋には、食物繊維やポリフェノールなどの栄養がたくさん含まれているのだそうです。
栄養豊富な部分だと知ると、捨ててしまうのはもったいなく感じますね。
バナナは比較的手ごろな価格でスーパーやコンビニなどで手に入る、とても身近な果物です。
しかもその栄養価は、果物の中でもトップクラスとなれば、毎日積極的に食べたいですね。
消化もよく胃腸に負担がかかりにくいバナナは、子供から高齢者まで幅広い年代におすすめしたい果物です。
食べる時は、本体の甘い部分と一緒に、筋も残さず一緒に食べてみてください。
[文・構成/grape編集部]

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