「将来は公認会計士になりたい」 習い始めて4カ月 高1が90点台で簿記2級に合格! 週4回簿記部で、自宅でも毎晩3時間勉強 沖縄・具志川商

沖縄県うるま市にある具志川商業高校オフィスビジネス科1年の目取眞暖大(ひなた)さんがこのほど、日商簿記検定2級に合格した。簿記部顧問の新里聖子教諭、大城圭恵(たまえ)教諭は「7月には3級、8月には2級に合格した。高校入学後のわずか3~4カ月の短期間に2級を取得するのは県内で初めてではないか」と驚き、快挙をたたえた。(翁長良勝通信員)

2級は工業簿記を含み、財務諸表から経営内容が把握できるレベルで、平均合格率は20%程度。目取眞さんは100点満点中90点台の高得点を出した。
中学の3年間バレーボールに打ち込んだ目取眞さんは、オフィスビジネス科で初めて簿記に触れた。日々のお金の動きや取引内容を一定のルールに従って記帳することに興味を抱き、部活も簿記部を選んだ。目取眞さんの母も簿記2級を持つが、勧められたことはなかったという。
週4回の部活の他、自宅では夕食後の午後8~11時、参考書を使って毎晩勉強に打ち込んだ。「休日も頭の中は簿記のことしか浮かばなかった」と振り返る。母からは「頑張って」の一言のみで、特段の指導がないことに「逆にライバル意識をかき立てられた」と語る。
「将来は公認会計士になりたい」と目を輝かす目取眞さん。神谷和彦校長は「今回の快挙は学校として大きな喜び。本人の努力と顧問2人の二人三脚の指導が実を結んだ。ぜひ公認会計士まで進んでほしい」とエールを送った。「将来は公認会計士になりたい」 習い始めて4カ月 高1が90…の画像はこちら >>

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