部屋の24時間換気システムを意識したことはありますか。四角や丸の形をしている換気口ですが、普段サッと外側を拭くだけでお手入れを済ませているのではないでしょうか。
しかし、実は定期的にしっかりお手入れする必要があるのだとか。その方法を解説します。
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まず、24時間換気システムについて知っておきましょう。暮らしのサービスを提供している『くらしのマーケット』(curama.jp)の公式Instagramが、24時間システムの必要性やお手入れ方法について詳しく紹介しています。
24時間換気システムは、屋内の空気を自動的に循環させて入れ替えるシステムです。2003年より義務化と導入が行われており、建築年数によっては未実装のところがあるかもしれません。
その役割は重要で、屋内の空気を1時間に半分以上入れ換えることによって、シックハウス症候群の予防をしているのだそうです。
頭痛やめまいの原因になるシックハウス症候群ですが、この24時間換気システムで予防できると分かれば、季節に関わらずきちんと稼働させておこうと感じますね。
換気口内にはフィルターがあり、汚れると外気のホコリや花粉などを除去しにくくなってしまいます。2~3か月に一度の掃除と、汚れや傷みがひどくなった場合には交換を視野に入れる必要もあるでしょう。
では、お手入れ方法について見てみましょう。
汚れが床に落ちる場合があるため、下に新聞紙などを敷いてから、カバーである『グリル』と防虫網、フィルターを取り外しましょう。
掃除機を使い、防虫網とフィルターの汚れをしっかり取り除きます。
フィルターは中性洗剤を溶かした水かぬるま湯に浸けながら押し洗いをして、自然乾燥させましょう。ただし、水洗いができないタイプもあるため、先に確認しておいてください。
防虫網は古い歯ブラシなどで優しくこすり洗いします。
壁に付いている本体の汚れを落とします。やわらかい布で丁寧に拭き、きれいにしていきましょう。
フィルター、防虫網、グリルの順番で部品を戻せば完成です。
ご紹介したお手入れ方法は、メーカーや製品によって詳細が異なる場合があります。先に取扱説明書などで確認し、手順をイメージしておくとスムースに掃除ができそうですね。
普段はあまり意識しない24時間換気システムですが、なくてはならない存在です。これを機会に、ぜひ定期的な掃除を取り入れてみてください。
[文・構成/grape編集部]