ペットボトル、捨てないで! 災害に役立つ活用方を紹介

2024年8月8日、宮崎県の日向灘を震源とする、マグニチュード7.1の大きな地震がありました。
同月15日現在、災害への意識が強まっています。
災害時にあると便利なものといわれて、何を思い浮かべるでしょうか。
非常食やモバイルバッテリーなど、さまざまなものが災害時への備えとして推奨されています。
その中でも、実はあると便利なものが、ペットボトルだそうです。
ネット上では、災害時に使えるペットボトルの活用術がいくつか公開されていました。
筆者が実際に試してみたことを、紹介します。
ペットボトルの下のほうに、カッターや画鋲などで、直径2mmほどの穴を開けてください。
穴を指で押さえながら、ペットボトルに水を入れます。
そのままキャップを閉めて、穴から指を離しても、水圧と気圧の関係で水は出てきません!
キャップを緩めると、穴から水が出る簡易蛇口の完成です。
手を洗う時などに役立ちそうですね。
筆者は600のペットボトルで試してみましたが、もちろん2のペットボトルでも同じ方法で活用可能です。
ペットボトルのフタに画鋲で穴を開ければ、簡易シャワーになります。
手や物を洗う時などに、大事な水を少しずつ使えるので便利でしょう。
ペットボトルのキャップは一番上まで注ぐと約7.5で、2杯で大さじ1杯と同じ分量です。
内側の線の上まで注げば、約5で、小さじ1杯と同じ分量になります。
計量器の代用として使用できるでしょう。
被災時は、十分に暖を取れない環境での生活を強いられることもあるでしょう。
ペットボトルの中にお湯を半分から8割ぐらい入れてタオルでくるめば、簡易湯たんぽのでき上がりです!
ただし、お湯が熱すぎることとペットボトルが変形する恐れがあるので、注意してください。
低温火傷にも気を付けましょう。
以上に挙げた4つの方法以外にも、懐中電灯と合わせて使うことで、『簡易ランタン』になるなど、ペットボトルの活用法はさまざまです。
いざという時は、使い終わったペットボトルは捨てずに持っておくと役立つかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする