【石垣】実が黄熟したマルバチシャノキが7月中旬、石垣市登野城で確認できた。八重山では「ケーズ」の名で親しまれ、島の夏の風物詩となっている。
豊年祭のころ、鈴なりになった黄色い実が御嶽の境内などでよく見られる。実は直径約2センチの球形。3、4月ごろ、香りのある白い花を咲かせる。ムラサキ科の落葉高木で幹は直立し、高さは4~10メートルに達する。葉に短い剛毛があり、ざらざらして、かつてはタワシ代わりに用いられた。(南風原英和通信員)
葉が剛毛でざらざら、かつてはタワシ代わりに 真夏の風物詩に黄…の画像はこちら >>