缶詰に直火は絶対ヤメテ! 企業の注意喚起に「危ない」「気を付けないと」

缶詰食品は、開けたら加熱なしでもおいしく食べられるのが魅力ですが、「温めて食べたい」と思う時もありますよね。そんな時、どうやって温めていますか。
間違った温め方をしてしまうと大変危険です。正しい缶詰の温め方を確認していきましょう。
『マルハニチロ』の公式サイトでは、魚などの缶詰の温め方を紹介しています。
缶詰は湯せんで温めるのがおすすめのようです。詳しい方法は以下の通りです。
沸騰したお湯を火からおろし、お湯に缶詰を浸して15分くらい待つとふっくらおいしくなります。湯せん後の開封は、中身が噴き出す恐れがありますので、缶詰にフキン等を当ててください。
マルハニチロ ーより引用
また、湯せん後は、缶詰が非常に熱くなっており、やけどの危険性があります。十分に気を付けてください。
電子レンジで温める際は、缶詰のまま加熱するのは絶対にやめましょう。電子レンジから発生する電磁波が缶に反応して、火花が飛び散る可能性があります。
必ず、缶詰の中身をほかの容器に移し替えてから、ラップをかけて温めてください。また、加熱後ラップを取る時には、高温になった食材がはねたり、魚の身と皮の間に蒸気がたまって破裂したりすることがあります。
加熱後はすぐにラップを外さず、少し放置して様子をみましょう。
もちろん、未開封の缶詰を直接火にかけることも絶対にやめましょう。缶が破裂したり、缶を開けた瞬間に中身が噴き出す危険があります。
缶詰を温める時の注意点を紹介しました。缶詰の食品はおいしく便利、災害時にも役立ちますが、その温め方には注意が必要です。
中身を器に移して電子レンジで加熱する方法だけではなく、湯煎で温めることもできるので、電気が使えない時やキャンプなどのアウトドアシーンでも楽しめるでしょう。
正しい温め方で、安全・おいしく缶詰食品を楽しんでください。
[文・構成/grape編集部]

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