エアコンの効きを良くするには? 室外機の3つの工夫を、メーカーが解説

全国各地で猛暑が続き、エアコンの存在に助けられている人も多いであろう、2024年8月現在。
エアコンの効きが悪いと、部屋の中にある室内機に問題がないかと疑う人は多いでしょう。しかし、効きが悪い原因は室外機にある場合があるのを、知っていますか。
室外機に工夫を施せば、これまで以上に部屋を涼しくすることができるかもしれません。
エアコンなどの家電を製造、販売する三菱電機株式会社(以下、三菱電機)のウェブサイトでは、エアコンの効きをよくするための室外機に関する3つの工夫が掲載されています。
Point 1
風通しの良い場所に設置する。
通しが悪い場所に室外機を置くと吹き出す温がこもって、吸込み周辺の空気の温度がくなり、冷房が効きにくくなってしまいます。
Point 2
室外機のファンの前に物を置かない。
室外機の前に、植物や物を置いてしまうと、風の流れが変わり吹き出した温風を吸い込んでしまうため効率が下がってしまいます。
Point 3
室外機に日除けをつける。
直射光で室外機周辺の空気が暖められると、吸込み温度が上がり冷房の効率が落ちてしまいます。
除けなどで室外機周辺の直射光を遮ると効果的です。
*除けについては各メーカーにお問い合わせください。
三菱電機株式会社 ーより引用
室外機は、風通しのよい場所に設置するようにしましょう。
風通しが悪い場所に室外機を置くと、吹き出す温風がこもり、吸込み口周辺の空気の温度が高くなって冷房が効きにくくなってしまうといいます。
室外機の近くに物が置いてある場合、なるべく間隔を空けるようにしましょう。
室外機に付いたファンの前には、物を置かないようにしてください。
室外機が置いてある空間の余ったスペースに、植物などを飾りたくなる人も多いでしょう。
しかし、植物や物を置いた場合、風の流れが変わって吹き出した温風を吸い込んでしまうため、効率が下がってしまうといいます。
室外機に日除けを付けると、室外機周辺の直射日光を遮ることができます。
直射日光を遮ることで、室外機周辺の空気が暖められるのを防ぎ、冷房の効率が落ちないようにできるとか。
なお、三菱電機は、日除けの取り付けについては各メーカーに問い合わせるように呼びかけています。
エアコンを長く使っていると「効きが悪くなったな」と思う瞬間が何度も訪れるはず。
そんな時は、三菱電機の呼びかけを思い出し、室外機に工夫を施してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]

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