24日午後、三重県伊勢市のゴミ集積場で、ペットボトルを車に積み込む作業をしていた男性が収集車の中で死亡しているのが見つかりました。警察や労働基準監督署が実況見分をして詳しく調べていますが、一体何が起きたのでしょうか。
「大量の血が流れている」とゴミ集積場から通報 収集車の中で男…の画像はこちら >>
警察によりますと24日午後5時ごろ、伊勢市西豊浜町のゴミ集積場で施設の職員から「ペットボトルを収集する車の下に大量の血が流れている」と119番通報がありました。駆けつけた救急隊員が車の周辺を調べたところ、ペットボトルを収集する車の中で、作業用のズボンをはいた男性が死亡しているのが見つかりました。
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施設の管理者によりますと、男性は24日午後1時ごろから、集められたペットボトルを別の場所へ運ぶため、1人で収集車に積み込む作業をしていたということです。男性は作業中に誤って収集車の投入口に巻き込まれたとみられています。
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(伊勢広域環境組合 柑子木清仁 次長)「計量の人が戻っていないことに気付いて、事務所の職員が現場に駆け付けて発見した。業者に安全対策について聞き取りすることから始めたい」25日は午前9時半ごろから、警察官と伊勢労働基準監督署の職員による実況見分が行われました。
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警察は男性の身元を調べていましたが26日、死亡したのはペットボトルの買い取り業者の社員で、志摩市の47歳の男性だと分かりました。伊勢労働基準監督署は「収集車を使って1人で作業を行うこと自体は法律上、問題はない」としています。