遅れている梅雨入りはいつ? 沖縄は梅雨明け秒読み 週間天気の画像はこちら >>
九州北部から東北にかけて、遅れている梅雨入りですが、ようやく来週発表が続々ある見込みです。それにともない沖縄では梅雨明けが近づき、本格的な夏の幕開けとなるでしょう。
関東甲信など遅れている梅雨入りはいつ?
この先は、梅雨前線が北上をして、本州付近に延びるようになるでしょう。梅雨入りの発表が遅れていた、九州北部から東北にかけて、続々と梅雨入りする見込みです。梅雨前線の北上に伴い、沖縄では梅雨明けの発表が秒読みで、本格的な夏はもうすぐでしょう。明日16日(日)は、梅雨前線が本州の南から南西諸島付近に延び、前線上の低気圧が関東に南から日本の東に進むでしょう。また、別の低気圧が日本海北部を進み、上空に寒気を伴った気圧の谷が本州付近に進む見込みです。日中は晴れる所が多くなりますが、関東は朝まで雨の降る所があるでしょう。午後は大気の不安定な状態になり、北海道から近畿にかけての所々で雨や雷雨になりそうです。南西諸島は雨が断続的に降るでしょう。17日(月)は、西から梅雨前線が北上する見込みです。北海道から東海にかけては、おおむね晴れるでしょう。近畿から九州、南西諸島は曇りや雨となりそうです。18日(火)は、梅雨前線が本州の南岸付近に延びるでしょう。関東から九州、南西諸島にかけて雨が降るでしょう。このタイミングで関東甲信地方では梅雨入りの発表があるかもしれません。19日(水)から20日(木)は、本州付近の前線は一旦南下して晴れる所が多くなりますが、前線に近い九州では雨が続くでしょう。21日(金)から22日(土)は、九州から本州付近に延びる前線と関東沖から日本の東へ進む低気圧の影響で雨の降る所が多くなりそうです。一方、沖縄では、高気圧に覆われて晴れるでしょう。沖縄の梅雨明けの平年は21日ごろなので、梅雨明けも秒読みといった所になります。
高温傾向は続く、熱中症に注意
この先の最高気温は、札幌は25℃前後、仙台や新潟は30℃前後の日が多いでしょう。東京や名古屋、大阪、福岡は30℃以上の日がほとんどで、内陸では35℃を超える日もある見込みです。真夏のような暑さとなり、湿度も高く蒸し暑さも増すでしょう。こまめな水分補給や適切に冷房を使用するなど熱中症対策を万全にしてお過ごしください。
夏の熱中症予防
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。