藤井聡太七冠(21)の地元に懸垂幕 本人は函館で王位戦 2つ目の「永世称号」目指す 金曜日の誕生日を前に勝利なるか

将棋の藤井聡太七冠が2つ目となる「永世称号」資格の獲得を目指す王位戦の第2局が北海道函館市で始まりました。
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藤井七冠が渡辺明九段の挑戦を受ける「王位戦七番勝負」の第2局は、17日午前9時に渡辺九段の先手で始まりました。(藤井聡太 七冠:16日)「2日間の長い戦いになるので一手一手読みを入れて、皆さまに楽しんでいただけるような将棋を指せれば」先に4勝した方がタイトルを獲得する王位戦。第1局は同じ局面が4回現れ膠着状態になる千日手(せんにちて)が成立。指し直しの末、藤井七冠が最終盤にAIの勝率1パーセントから大逆転で勝利しました。
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(渡辺明 九段:16日)「自分にとっては残念な結果だったが、1年ぶりにタイトル戦に出ることができ、非常に大きな反響を頂いて励みになった。17日からの第2局で頑張っていければ」現在「王位」4連覇中の藤井七冠。
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王位戦は5連覇するかトータルで10回獲得すると「永世称号(えいせいしょうごう)」の1つ「永世王位」の資格を得られます。この第2局で「永世王位」に前進するか、渡辺九段がタイに戻すか注目されます。
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こうした中、17日に藤井七冠の地元・愛知県瀬戸市では…。(報告:村上真惟 記者)「瀬戸市役所に今、藤井七冠の「永世棋聖」を祝う懸垂幕が掲げられました。職員の方から大きな拍手があがっています」7月1日、名古屋で「棋聖」五連覇を達成し、史上最年少で「永世棋聖」の資格を獲得した藤井七冠。地元からは早くも「王位」の防衛、そして2つ目の「永世称号」獲得に期待が高まっています。
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(瀬戸市 川本雅之 市長)「瀬戸市を挙げて市民と一丸となって応援したいと思う」(瀬戸市民)「(藤井七冠のことが)ものすごく大好きです。もううれしくて仕方がない。(Q:永世王位は獲得できる?)もちろんです。瀬戸の宝です」「50年以上、年齢が離れているけど、長く頑張ってください」
提供:日本将棋連盟
地元の応援と共に藤井七冠のパワーになるのが勝負めし。17日の対局では函館名物のイカめしや、サクラマスの西京漬け、生姜焼きなどボリューム満点のお重を注文しました。
提供:日本将棋連盟
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おやつは午前がパイ生地で、あんを包んだ和洋折衷のお菓子2種類。午後は「チョコレートとクリームチーズのテリーヌ」を選びました。
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実は藤井七冠、7月19日が22歳の誕生日。北海道での対局は、これまで7戦全勝で相性のいい北の大地で前祝いとなるか。王位戦第2局は18日夜に決着する見込みです。

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