梅雨真っ盛りの2024年7月中旬現在。湿度が高く、ジメジメとした暑さが全国各地で続いています。
湿度が高いと気になるのが、クローゼットの中の湿気ではないでしょうか。
閉め切った空間のクローゼットは、湿気がたまりやすく、服にカビやニオイが付かないか心配になりますよね。
家庭向けの消臭剤や除湿剤などを販売しているエステー株式会社(以下、エステー)はウェブサイトに、クローゼットの湿気対策を4つ、公開しています。
簡単にできる対策ばかりなので、ぜひ活用して、夏の湿気に打ち勝ちましょう。
「クローゼットを開けるのは、服の出し入れをする時だけ」という人は多いでしょう。
クローゼットは、湿気がこもりやすい場所なので、こまめに換気することが大切です。
換気の際に、部屋の湿度も重要だといいます。
ジメジメした部屋の空気とクローゼットの空気を入れ換えても湿気対策にはなりません。まずは、部屋の湿度を調整する必要があります。部屋の湿度は、エアコンのドライ運転で調整するのもよいでしょう。
湿度を調整した部屋とクローゼットの空気をこまめに入れ換えると、クローゼットの中に溜まった湿気を逃すことができます。
エステー株式会社 ーより引用
雨に濡れた服や、汗を吸収した服、洗濯後の衣類は、よく乾燥させてからクローゼットに収納しましょう。
そのままクローゼットに収納すると、湿気を含んだ衣類によってクローゼットの湿度が上がってしまうそうです。
また、クリーニングから戻ってきた衣類にも注意が必要だといいます。
意外なことに、クリーニングから戻ってきた衣類にも注意が必要です。クリーニングから戻ってきた衣類をクリーニングカバー(ポリ包装)が付いたままで収納している人は多いですが、カバーは外して収納したほうがよいでしょう。
クリーニングでスチームアイロンをかけてもらうなどの工程を経ていると、衣類が湿気を帯びている可能性があります。クリーニングカバー(ポリ包装)は外し、しばらく干してよく乾燥させてから収納しましょう。
エステー株式会社 ーより引用
クローゼットの中に、衣類をぎゅうぎゅうに詰め込んではいないでしょうか。
※写真はイメージ
衣類をすき間なく詰め込んでいると、風通しが悪く、湿気を逃しにくくなるそうです。
クローゼットの中の衣類は、適度にすき間を空けて収納しましょう。
また、湿気は下にたまりやすいため、湿気に弱い革製品はクローゼットの上のほうに収納するとよいといいます。
湿気の多い梅雨時は、部屋の湿度を下げられないということもあるでしょう。
除湿剤を使えば、置くだけで湿気対策ができるので、天気が悪い日にもクローゼットの換気に役立ちますよ。
除湿剤を使用する際は、密閉性を高くした環境で使用してください。
※写真はイメージ
4つの対策を読んで「知らなかった」「タメになった」という感想を持った人もいるでしょう。
エステーによれば、1つの方法だけを試すよりも、できる方法を組み合わせて対策するとより効果的だといいます。
以上の対策をできるだけ行い、大切な衣類にカビが発生することがないようにしたいですね。
[文・構成/grape編集部]