SNSでのいじめ認知件数が増加傾向 “ネットいじめ”防止へ関係機関が情報交換【新潟】

新潟県は10日、いじめの防止などに向けた取り組みについて関係機関と情報交換を行う会議を開きました。

10日、県内の教育関係機関などが集まり開かれた県の「いじめ問題対策連絡協議会」。

毎年1回開催されるこの会議で今回、議題となったのは、近年・認知件数が増加傾向にあるSNSなどインターネット上でのいじめいわゆる「ネットいじめ」について。

昨年度未然防止のために実施した啓発活動の報告や今年度の取り組み方針などについて、意見・情報交換が行われました。

【県中学校長会 五十嵐守男会長】
「この子いましんどい状況なっているみたいだというのを本人だけでなく、周りの子たちからも情報入るという状況をいかに作れるか」

10日の会議で話し合われた内容は各教育機関などで、今年度のいじめ対策に生かされます。

【県 佐野哲郎教育長】
「ネットの使い方、それを使ったいじめということについてどう考えていくのかを一人ひとりが考えていく。そういう機会をたくさん作っていく事が今後は必要なのかなと思った」

県は11月1日の「教育の日」に子どもどうしがネットいじめなどについて議論しあう機会を設ける考えです。

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