カギが車内にある「インロック」。おととしの8月一か月間で、JAFが出動した救援のうち、子どもやペットが車内に残されたままになっていたケースは、全国で87件ありました。一体、夏場の車内はどれくらいの暑さになるのでしょうか?
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JAFが気温35℃の炎天下で窓を閉め切り、エアコンを切った状態の車内温度を検証。正午の検証開始から約4時間後、57℃まで上昇しました。
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車内の熱中症指数は、検証開始からわずか15分で「危険」レベルに。「インロック」はJAFへの救援依頼の中でも上位で、昨年度は全国で11万8072件もありました。
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JAFによりますと、車内に子どもが取り残されてしまったなどの通報を受けると、優先事項として対応するということですが、それでも現場に到着するまでは平均で30分くらいかかるということです。炎天下だと、30分で車内の温度は45℃くらいまで上がってしまうので、危険を感じたら、まずは消防などに連絡をする。または周りにハンマーを持っている人がいないかなど助けを求めることが大切です。
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最近は電子キーが普及していますが、電池が減っていた場合、車内にキーを残すと自動的にロックされる恐れもあるということです。
「とにかく子どもやペットを車内に残さない」まずは、これを徹底しましょう。