大根を丸ごと保存する方法 おいしさをキープするなら…

鍋や煮物、大根おろしからサラダまで、さまざまな料理に活躍する大根。しかし1本あたりのサイズが大きいため、使い切れず傷んでしまうこともあるでしょう。
本記事ではカゴメ株式会社(KAGOME)(kagome_jp)のInstagramから、大根を上手に保存する方法を紹介します。
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大根は部位によって味や食感が異なります。上部はみずみずしく甘みが強く、下部は水分が少なく辛みが強めなのが特徴。
そのため1本丸ごと保存する時は、料理で使いやすいよう部位別に切り分けておくのがおすすめです。
大根を買ったら、まずは葉・茎部分を根本ギリギリのところで切り取ります。葉や茎が付いたままだとシナっとしやすいためです。切り取ったら、根元・中間・先端の3つに切り分けましょう。
葉・茎部分は切り口にキッチンペーパーを巻いた上で、ビニール袋に入れて立てて保存します。このようにすることで傷みにくく、葉の部分を捨てることなく食べられます。
3等ぶんにした大根の身はそれぞれキッチンペーパーで丁寧に包んでください。ポリ袋に入れて口を閉じて保存、もしくはジッパー式の保存袋に入れて保存しましょう。キッチンペーパーが湿ってきたら都度取り替えてください。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
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「時短で調理したい」という人は、大根を用途別に分けて保存するのがおすすめです。
大根をイチョウ切り・短冊切り・輪切りなどにし、切り方ごとに分けて保存袋に入れて冷凍しましょう。さまざまな切り方で冷凍しておくと、料理に合わせて使い分けができる上、そのまま使えて便利です。
大根おろしも冷凍保存できます。大根をすりおろしたら、水気を切ってアルミカップや製氷皿を使って小分けにして冷凍庫へ入れましょう。凍ったら保存袋に移して保存しておけば、自然解凍でそのまま使えます。
葉の部分は細かく刻んで塩もみし、出てきた緑色の汁を洗い流しましょう。水気を絞ったらラップで小分けにし、保存袋に入れて冷凍庫へ入れます。
いずれの場合も保存期間は約1か月です。
大根を傷めずに1本使い切るのは難しいと思いがちですが、部位別もしくは用途別に正しく保存すれば最後までおいしく食べられます。
料理での使い勝手に合わせて保存し、大根を上手に使い切りましょう。
[文・構成/grape編集部]

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