息子が家事を手伝ったら?『悲報』に「こんなになるとは…」「泣く」

家事で失敗しないためには、いろいろな知識が必要です。
洗剤や家電などの説明に目を通し、禁止されていることを避けるのが基本でしょう。
もし、非推奨な使い方をすると、後悔する事態になってしまうのですから…。
「悲報」という2文字が入った投稿をXにしたのは、@inuroさん。
ある日、万能包丁の1つである牛刀が、悲惨な状態になっていたそうで…こちらの写真をご覧ください!
何があったのか、錆(さび)でおおわれてしまっています…。
投稿者さんによると、原因は息子さんがよかれと思い、鋼製の牛刀を食器洗浄機に入れたこと。
人の代わりに食器などを洗浄してくれる、便利な家電ですが、入れてはいけない物がありました。
総合刃物メーカーの貝印株式会社は、自社のウェブサイトで、食器洗浄機に非対応な商品について、次のように挙げています。
食器洗浄機や食器乾燥器に対応可能な製品は、使用可能である事をパッケージに記載していますのでご確認下さい。また、乾燥時は80℃から90℃になりますので、ご家庭の機種の温度をお確かめの上、熱湯消毒の項を参照してください。
【対応商品】刃体がステンレス刃物鋼の製品、ハンドルの部分にステンレスや耐熱樹脂(ポリプロピレン、ポリアセタール樹脂、エラストマー樹脂、ナイロンなど)が使用されている製品。
【非対応商品】刃体がハガネ製やハガネの入った割り込み材の製品、ハンドルの部分に木が使用されている製品。
貝印株式会社 ーより引用
同社が挙げている通り、水分が付着した状態で、炭素を含む鋼製の製品を高温で乾燥させるのはNG。
鋼に含まれる炭素が、酸素と反応して錆びてしまうのです。
知らなかった人は多いらしく、このようなコメントが続出しました。
・いやあ!怖い!我が家も鋼の包丁だけど、こうなったら泣く!!
・酸化被膜が落ちたのかな?食洗器の洗浄力を感じた。
・ここまで錆びるとは知らなかった。研いだらなんとか復活するのかな?
・食洗器になんでも入れてしまうから、自分は息子さんと同じ側です。ごめんなさい。
・こういう経験を重ねると、キッチン用品の『食洗器対応』という文字が輝いて見えるのだよ。
「妻も同じことやらかしているので、親子二代にわたってやらかされました」と語る投稿者さん。
牛刀は、一見すると修復が困難に見えますが、研磨して刃を立てれば復活するそうです。
複数の包丁を持ち、日々研いでいる投稿者さんからすれば、難しくないことなのでしょう。
「一度は道具を錆びさせて、凹む経験をしないとですよね」
そうも語る投稿者さんの心の広さに、息子さんはホッとしたかもしれません。
時には失敗も経験として、家事のことを学んでいきたいですね。
[文・構成/grape編集部]

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