袖ケ浦市は1日、女性(73)を搬送していた市消防の救急車がトラックに追突され、女性と、同乗していた家族の男性(77)らが負傷したと発表した。事故後、応援要請で到着した別の救急車で2人は搬送された。遅れによる女性の病状への影響はなかったという。
市消防本部によると、1日午前6時40分ごろ、女性を乗せた長浦消防署の救急車が病院に向かう途中、木更津市内の館山自動車道木更津南インターチェンジ下り出口付近で、信号待ちの車の列の後ろで止まった際に追突された。
女性は胸を打撲、同乗の家族男性がろっ骨骨折、救急隊員3人も首を捻挫した。救急車は赤色灯をつけてサイレンも鳴らしていた。
事故から約40分後、到着した別の救急車によって女性ら2人の搬送が再開され、富津市内の病院に午前7時40分ごろに着いた。