3人に1人が歴5年以上! 「お金がいくらあっても足りない」 – 推し活の実態とは

HiClubが提供する、やさしいSNS 「GRAVITY(グラビティ)」(iOS、Android版)は、アプリ内で「推し活」に関するアンケート調査を実施した。期間は2024年6月7日~6月12日。対象となったのは20歳~39歳の女性で、有効回答数は429名。

アイドルや俳優、キャラクターなど好きな人や物を応援する活動を意味する「推し活」。以前は「オタ活(オタク活動)」と表現されていた言葉が時代とともに変化し、SNSの普及とともに「推し活」が広く使われるようになった。Z世代の半数が推し活をしていると言われているが、ミレニアル世代の推し活事情はどのようになっているのかを調査した。

推しが「いる」と回答した70.6%のうち、推しに対してガチ恋している(応援するだけでなく、推しに対して恋愛感情を抱いている)と感じている人が26.5%いることがわかった。

「推し活歴はどのくらいか」という質問に対し、「5年以上」と回答した人は38.4%で、その対象は「アイドル」「アニメ・漫画キャラクター」が多いことがわかった。一方、「~6ヶ月未満」と回答した人の中では、配信者やゲーム実況者、VTuberの割合が高いことがわかった。また、推しを推し始めたきっかけとして、「オーディション番組(アイドル)」「YouTubeのダンス動画(アイドル)」「私生活で凹んだ時、励まされた・心に来るセリフを言ってくれる(アニメ・漫画キャラクター)」「TikTokで見つけて好きになった(歌手・ミュージシャン)」
「ソシャゲで登場し声を聞いて好きになった(キャラクター)」などのコメントが寄せられた。

推し活に使う費用は「~5,000円未満/月」と回答した人は57.6%であり、「推しが出ている映像を見る」(56.8%)「SNSで情報収集をする」(53.7%)など、お金を使わずとも楽しめる推し活をしている人が多い様子がうかがえた。

「推し活をしていて楽しい・幸せと感じる時はどんな時か」という質問に対して、「ライブや配信で推しのパフォーマンスを観られた時」「グッズが届く/買った時」「推し活仲間と話す時(オフ会)」「ファンアートや二次創作を描いているとき」などのコメントが寄せられた。このように、直接的に推しを見たり感じたりするほか、推しに関連する活動をしているときや同じ推しを持つファン同士で交流をしている時が例として挙げられた。また、「グループの成長を見られた時」「ファンを大切にしてくれる時」など、推しの活動の様子やファンへの対応などによっても楽しさや幸福感を感じていることがわかった。

「推し活をしていて悲しい・辛いと感じる時はどんな時か」という質問に対しては、「推しが辛い顔をしてる時」「中々チケットが取れず、実際に見れない、会えない時」「活動休止」と、画面越しに見る推しの姿が大変そうな様子である時や、「お金がいくらあっても足りない」時、「自分の推しへの恋は叶わないと改めて認識した時」「推しが結婚した時」と、推しに”ガチ恋”しており自身との恋愛・結婚が叶わないと実感した時に悲しさや辛さを感じていることがわかった。

「同じ推しのファンと交流はしているか」という質問に対し、「していない」と回答した人は57.7%であり、半数以上が交流していないことがわかった。「している」と回答した人の交流場所としては、「SNS(X・Instagramなど公開アカウント)」(35.5%)、「SNS(GRAVITY)」(24.0%)、「ライブやイベントの時に会場で会う」(14.9%)が上位3位であった。ライブ会場などオフラインで交流するよりも、双方の情報を公開しているSNSアカウントや、個人情報を明かさずとも好きなものを投稿しやすく共通の趣味で繋がりやすいSNS「GRAVITY」で交流していることがうかがえる。

ミレニアル世代女性の7割に推しがいて、うち3人に1人は5年以上推し活をしており、熱量高く推し活をしている様子がうかがえた。一方で、半数以上が共通の推しを持つファン同士と交流をせず、自分自身のみで楽しんでいることがわかった。交流する場合の場所は、オフラインよりもSNSの割合が多く、推し活の楽しい時はもちろん、悲しく辛い時も共有している様子がうかがえた。

提供:「GRAVITY(グラビティ)」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする