まな板の買い替え、いつがベスト? 専門店の回答に「マジかよ…」

毎日の調理に欠かせないまな板。
なかでも木製まな板に関しては、「いろいろな種類があって選び方が分からない」「お手入れが大変そう」「使ってみたけど黒カビが出やすい」など、いまいち手を出しにくい印象があるのではないでしょうか。
本記事では『榧工房かやの森』の担当者に、木製まな板のおすすめの選び方やお手入れ方法、買い替えのサインについて聞いてみました。
使い勝手のよさから、プラスチック製やゴム製のまな板を使っている人は多いもの。しかし木製のまな板には以下のような魅力があります。
・包丁の刃を傷付けにくい
・見た目・手触りがよく使いやすい
・天然の抗菌性がある
木製まな板とひと口にいっても種類はさまざま。例えば耐久性が高く、水にも強い特徴を持つ『檜(ひのき)』や軽くて安価な『桐(きり)』、水や湿気に強く殺菌作用を持つ『榧(かや)』などがあります。
包丁の当たりや切れ味など使い心地の違いで選ぶのも1つですが、なかにはお気に入りの香りで選ぶ人もいるそうです。
さらに木製まな板を初めて使う人は、「購入店で削り直しのアフターサービスがあるかを基準としてみるのはいかがでしょう」とのことでした。
※写真はイメージ
木製まな板で気になるのがお手入れ方法です。
「木製まな板には『乾きが早い・黒ずみにくい・天然の抗菌性』と衛生面に優れた特徴がありますが、水分や汚れが残っていると、黒カビの発生原因になることがあります」
より長く使うためには、水分や汚れをしっかり取ることが大切。以下のお手入れ方法を試してみましょう。
・使用前にまな板を水でぬらし、余分な水気を軽く拭き取り使用する。
・使用後はなるべく早めに汚れを落とし、水または洗剤でゴシゴシ洗う。
・カビが発生した場合、初期段階であれば180番くらいの粗めの紙やすりで削って落とす。
なお榧工房かやの森では、『本榧まな板』の購入特典として、黒ずみやキズが気になった場合の削り直しのサービスを利用できるそうです。
木製まな板の買い替え時期についても理解しておきましょう。
「まな板の厚みが薄くなり、削り直しなどのメンテナンスができなくなった場合や、なんらかの理由で割れてしまった場合には、買い替えの検討が必要です」
榧工房かやの森では『香り・木質・切り心地』などを実際に確認できるよう、『お試しサイズ』のまな板が用意されています。
特別にサンプル品をいただいたので早速使用してみました。
榧の香りが非常によいのが印象的。そして包丁の刃の当たりが柔らかく、野菜や肉などが非常に切りやすく感じられます。洗った後の水の乾きが非常に早いので、気軽に長く使えそうなまな板だと感じました。
木製のまな板は種類が豊富。素材や使い心地、香りの違いで選ぶなど、本記事で紹介した選び方のコツを参考に、お気に入りの一品を見つけてみてください。
[文・構成/grape編集部]

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