鍋の油、まだすくってる? 氷を使う裏技に「煮汁が減らない」

じっくりと柔らかく煮た角煮は、脂身がとろりと溶けておいしいですよね。
しかし脂身の多い肉を使うため、余分な脂で鍋全体が覆われてしまうこともあるでしょう。
そのまま器によそうと、油ギトギトの角煮になり、見た目も味もイマイチなんてことも…。
本記事で紹介するのは、余分な脂を調理中にササッと除去できるライフハックです。
面白いように脂が取れていくので、よく煮物をする人は必見ですよ!
使うのは、キッチンにあるおたまです。といっても、今回は脂をすくって取り除くのではありません。
脂だけを上手にすくうのは意外と難しく、このやり方ではせっかくのおいしい煮汁も、このように捨てることになってしまいます。
そこでおたまと組み合わせて使うのが、なんと氷!
この2つだけで本当に油が取れるのか、実際に試してみましょう。
まずはおたまの上に氷を乗せて、キンキンに冷やします。
おたまをしっかりと冷やすのがコツなので、プラスチック製やシリコン製ではなく、金属製のものを使用してくださいね。
よく冷えたら、氷を乗せたまま、おたまの底で煮汁をなでるようにゆっくりと動かします。
おたまの底を見てみると、冷やされた脂が固まり、びっしりとくっつきました!
取れた脂はキッチンペーパーで拭いましょう。この一連の作業を繰り返すことで、浮いた脂をきれいに取り除くことができます。
冷えると固まるという油の性質を利用した、ユニークなライフハックですね。
余分な脂を取り除いて、すっきりとしたおいしい角煮ができ上がりました!
面倒な煮物の脂取りをおたまと氷だけで解決できるのは、嬉しいですよね。簡単なので、大人の目の届く範囲で子供に手伝ってもらってもいいかもしれません!
これまで脂の処理に困っていた人は、試してみる価値ありですよ。
[文/キジカク・構成/grape編集部]

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