6月19日~21日に東京ビッグサイトで開催された「第8回 “日本の食品”輸出 EXPO」。イベントには世界に誇る「日本の食品」が多数出店され、大きな盛り上がりを見せていた。
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こんなに簡単に食べられる“そうめん”ってあった? 敏腕バイヤ…の画像はこちら >>
同イベントは、日本食文化の魅力を世界に向けて発信することが目的。会場には水産物、国産和牛、アルコール飲料のほか、醤油や味噌といった調味料食品など様々な食料品が出展した。
今年はアジアに限らず、アメリカ・欧州・UAEからの来場者も増えており、円安を武器に海外への販路を広げようとする日本企業と海外バイヤーの熱の入った商談が繰り広げられた。
ちなみに、同会場で開催された「JFEX(ジェイフェックス)SUMMER 第4回 国際食品・飲料 商談Week」と合わせ、現場には約900社が出展していた。
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各企業、積極的にアピールする中、大変気になった企業が。それが長崎県に本社を構える「みそ半」。慶応3(1867)年からの歴史を持つ同社はそうめんやひやむぎ、うどん、瓶入り生姜などを取り扱っており、ブースにはいくつかの商品が並んでいた。
中でも記者が注目したのは「即席手延べにゅうめん(仮)」。一般的なそうめんの“茹でて食べるタイプ”ではなく、これは即席とあるように“お湯を注ぐだけで食べられるタイプ”の商品となる。
なお(仮)としているのは、じつはまだ正式な商品化に至っておらず、イベントということであえて少しフライング気味に紹介していたため。こういう珍しい商品とも出会えるのが「“日本の食品”輸出 EXPO」の魅力の1つでもある。
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作り方は超簡単。器に麺と乾燥スープを入れて、お湯を注いで蓋(ラップ)をして3分待つだけ。
そうめんといえば“手軽さ”が魅力の1つだが、茹でる調理が面倒…という意見も少なくない。この商品はそういった手間を省略しており、痒いところに手が届いている。
実際に食べてみると、これが優しい味わいで美味しく、なんともほっこりする。
卵とわかめの主張もあるため食べ応えがあり、そうめんの食感も絶妙。ボリュームもサクッと食べられるちょうどいいサイズで、小腹が空いた時やお酒を飲んだ後の締めにぴったりかも。
この「即席手延べにゅうめん(仮)」、今後の展開が気になるところだが、同社自慢のそうめん、ひやむぎ、うどんなどはオンラインショップで購入できるため、気になった人はチェックしてみては。
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木根大心:『Sirabee』編集部記者。
インタビューや商品レビューをメインに執筆。日々のグルメレビューによって必要以上のカロリーを摂取してしまうが、自身の基礎代謝を信じすぎているがあまり年々丸くなっているのが悩み。