洗濯物の色移りを防ぐには? 企業が教えるコツに「助かりました」「気を付けます」

洗濯を終えていざ干そうと取り出したら、お気に入りの白いシャツにジーンズの青が色移りしていたという経験はありませんか。
洗濯物の色移りに悩まされているのなら、回復方法や防止策を知っておくと安心です。
洗濯物の色移りや色ムラは困りものです。オフィス着や制服、お気に入りの服が予想外の色になり、場合によっては着られなくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
洗濯製品を数多く取り扱う企業『ライオン』によると、色移りや色ムラができた衣類は回復させることができるのだそうです。今まで諦めていた人は必見の情報ですね。
色移りした直後に乾燥させず、すぐに洗濯し直すと回復するケースがあるそうです。洗濯機が停まってすぐに色移りを確認する習慣を付けると安心ですね。
塩素系漂白剤、または酸素系漂白剤を使うのも回復の可能性がある方法です。ただし衣類によっては使える漂白剤が違ったり、そもそも漂白剤の使用ができかったりする可能性があるため、必ず洗濯表示を確認しましょう。
また、漂白剤を使ってつけ置きをする際には時間も意識してみてください。あまりにも長い時間つけ置きしていると、生地によっては傷んでしまうことがあります。
使用する漂白剤のラベルなどに書かれている説明をよく読み、適切な時間でつけ置きしましょう。
色移りや色ムラは洗濯時の注意で防ぎやすくなります。お気に入りの服を守るために、ちょっとしたひと手間をかけてみてください。
・濃色の衣料は色落ちする可能性があるので、白い衣料とは分けて洗濯する。・濃色衣料と一緒につけ置き洗濯をすることは避ける。・濃色衣料と一緒に洗った場合は、洗濯槽の中に長時間放置しない。
ライオン ーより引用
別々の洗濯は手間がかかり、忙しい時には大変かもしれませんが、優先順位を付けて別々の日に洗うなどの工夫で乗り切りましょう。
特にジーンズ、濃い色のコーデュロイ、初めて洗う濃い色の衣類などを洗濯する時は色落ちしやすいため要注意です。初めて洗う衣類は洗濯前に『色落ちチェック』をするとさらに安心です。
色落ちチェックは液体洗剤を白い布に付け、衣類の縫い目のように目立たない部分をポンポンと叩いて色移りを確認する方法です。もしも色移りするようであれば、ほかのものとは別々に洗い、色移りや色ムラを防ぎましょう。
少し手間がかかりますが、お気に入りの衣類が想定外の色になってしまうことのないよう、色移り・色ムラを防いで気持ちよく洗濯しましょう。
[文・構成/grape編集部]

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